仕事依存症 名古屋

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仕事依存症

                 
仕事依存症について特   徴診断テスト
弊   害パ タ ー ン原   因
対   策

 

仕事依存症について


仕事依存症になると人生や生活にどのような影響があるのでしょうか。ある夫婦の内どちらかが仕事依存症に陥っている場合には半数の夫婦が離婚するに至るケースなどもあり、家庭を持っている場合にはとても深刻な問題の一つともなっている看過出来ない症状です。


ワーカホリックとハードワーカーの違いとは?


ワーカホリックとは仕事中毒であり、ワーカホリックになると休日である余暇の時間にでも仕事のことを考えている場合が多々あります。ハードワーカーとは懸命に働く人を言い、ハードワーカーの場合には仕事をしながら余暇には何をしようかなぁといったことを考えています。普通の労働者の場合には、出来れば仕事から逃げたいと思っている場合も多くいます。帰宅したら、何もしないでボーっとして心と体を休めることや、テレビを見てリラックスしたいなと考えていると思います。仕事依存症になると仕事をしていない時間帯は無意味なものに感じられて、あの時間があれば仕事が出来たのに。と思うことも多いです。また、リラックスしようとすると、具合が悪くなる人もいます。休暇病にかかれば、疲労・筋肉痛・吐き気などの症状が現れます。また、週末頭痛という症状に襲われることもあります。仕事をしなかった時間に仕事をすることが出来たかもしれないという感覚になります。非生産性の恐怖が頭に沸き起こり、仕事をしていないと不安になってしまうケースです。休暇などの心と体を休める時間でもあっても、非生産的で無駄な時間だと思えてくることもあります。


仕事依存症に陥れば身体を酷使することに疑問を感じない


仕事中毒になっているワーカーホリックの特徴としては、長時間労働で体を酷使することに快感を持ち、例えれば「ランナーズハイ」のような状態に陥っていることが挙げられます。長時間労働が慢性化していることに疑問を感じ、改善を試みることもなく、むしろ長く働くことにより仕事をバリバリとこなしているという実感を持っています。また、仕事を長時間行うことで安堵感を持つこともあり、仕事を早くに切り上げることや、休みを取ることなどに不安を感じることもあります。仕事がないととても不安な状況に陥ります。


仕事依存症である本人は良くても周りからは不評が出ている場合も


ワーカホリックの場合には、独身であったり本人はやる気を持って取り組んでいるのでいい場合もあるのですが、頑張りすぎてしまう傾向にあったり、また家庭を持つ男性や女性の場合には、家庭を顧みないという行動に出てしまいパートナーや家族からどうにかして欲しいというような要望が出る場合もあります。仕事をバリバリとする時期もあれば、余暇の時間をきちんと取ったり、心と身体をしっかり休めることが必要な時間もあるのですが、ワーカホリックになると、仕事をしていないと余計に不安になるといったようなサイクルに陥ります。本人は仕事を頑張っているのに何がいけないのだと感じるかと思うのですが、一緒にいる家族からしてみれば、もう少し家族との時間を大切にしてほしいと思っている場合も多いです。何が大切かもしっかりと考えてみる必要がありますし、プライベートも仕事と同じくらい大切なものです。


家庭に居場所がないから、周りの評価が気になるからという場合も


仕事依存症という仕事中毒に陥る傾向として、家庭に居場所がないからと感じている人もいます。亭主元気で留守がいいではないですが、仕事を頑張ることが家族のためにもなると信じて仕事に邁進している場合もありますし、家にいても邪魔者扱いされるので、仕事をしている方が幾分ましだと考えて仕事を長時間しているという場合もあります。また、自分を良く見せて昇進したいために、上司に気に入られるためにと仕事中毒になっている人もいます。前向きに仕事に取り組むのはいいことなのですが、そのバランスなどが必要になってきます。仕事を頑張る姿は素敵ですが、自分を休める時間も大切ですので、働きすぎになっていないかをよく考える必要も出てくるでしょう。間違った方向にがんばっていないかを良く確かめる必要もありそうです。仕事もプライベートも同じくらい大切にしたいものです。
 

 

 

仕事依存症 「特徴」


有能な人と仕事依存症の人にはどのような違いがあるのでしょうか。そこには仕事に対するスタンスの違いや周りの評価などに対する考え方などの違いもあります。


有能な人は自分の価値を理解しており、仕事依存症の場合には他人に自分の価値を認めてもらう


有能な人というのは自分の価値が分かっているので、いろいろなことに縛られることなく働くことできています。自分自身の仕事ぶりを自分で評価してより良いものにするために、精進していることが多いです。仕事依存症になっている場合には、上司や同僚、クライアントなどの外部からの評価に頼っている場合が多いです。自分がどの様な仕事をすればいいのかということを、四半期ごとに期間で区切って考えていることも多く、常に恐怖心や猜疑心で心がいっぱいになりながら働いていることになります。


有能な人はここぞという時に100%の力を出し、仕事依存症の場合には常に110%の力を出そうとする


有能な人の場合には、自分が期待されるときや自分が力を発揮しなければならないことが分かっているので、そんな状況に向けてエネルギーを蓄えていることも多いです。しかし、仕事依存症に陥っている場合には、常に110%の力を発揮しようとします。有能な場合には110%の力を出していては長続きしないことが分かっているので、それよりも自分の能力や生産性をあげることに力を入れています。常に全力を出し尽くそうとすると疲れてしまいますし、また大切なものの順序が付けられない状態になっています。仕事依存症になっているとその部分は分からなくなっている場合もあります。


有能な人は結果を大事にし、仕事依存症の場合は忙しいことが重要


有能な人にとっては、大切なことは結果であり、自分のやっていることに対して生産性を向上させるために楽にそれが行えないかと考えたり、戦略を立てたりします。仕事も経済状態と同じように波があることを理解して、調子が悪い時には次の波に乗れるように準備をしています。一方で、仕事中毒者の場合には、忙しくすることが一番の目標になっている場合も多いです。忙しければ忙しいほど、自分の重要性は増すと考えています。仕事依存症になると何もしていないことが不安になる場合もあるので、空いた時間でも常に忙しく仕事をしている場合も多いです。


仕事依存症になると、現実から目を背けて仕事に逃げている場合も


仕事依存症に陥っている場合には、仕事に逃げている場合なども考えられます。家族間で何か問題が起きているのにも関わらず、仕事に逃げている場合や、家庭に居場所がないと感じて仕事に依存している場合などもあります。家族としてはもっと家族と過ごしてほしいと思っていることやもっと体をいたわってもらいたいと思っているケースなどもあるのですが、本人はそのことに気づいていない可能性もあります。また、なんでも完璧にこなそうという思いがあって、仕事に没頭している場合などもあります。性格的なこともあるのですが、バランスが取れていないと心身に支障をきたすこともありますので、注意が必要です。また、上司などの誰かに気に入られるために仕事に没頭しているケースもあります。自己愛が強く自分はできると思っていることはいいのですが、他者を馬鹿にしたりするなどの場合には、結婚生活などにおいて支障が出る場合もあります。何か自分の中の空虚感を紛らわすために仕事に没頭しているというケースもあり、仕事は生きるための糧であることを理解しつつも、仕事に没頭し、家庭を顧みない場合などは家族関係が壊れてしまう可能性もあります。家庭を持った場合などには仕事と家庭のバランスも大切になってきますが、仕事依存症になってしまうと家庭団欒の時間でさえも無駄なものだと感じるような精神状態になってしまうために、家族も寂しい思いをすることや、家族間に亀裂が生じるなどの弊害も起こってきますので、注意が必要です。
 

 

 

仕事依存症 「弊害」


寝る間も惜しんで家族のために働くことは美徳ともされていますが、働きすぎの場合には、心疾患になることや体に変調をきたす場合も多くなります。自分で無理をしていることに気づかずに、働きすぎてしまうことで体調を崩す原因にもなります。また、家族との時間が取れないことで家族関係が希薄になり、離婚に至るケースなどもあります。仕事依存症にはどのような弊害が生まれるのでしょうか。


仕事依存症になると自分に無理がかかる


仕事依存症になると仕事をしていないと不安になったりイライラしたりと気持ちが落ち着かない状況になっていますが、仕事に依存していると仕事をして休まないといけないときにも休めなくなってしまい、結果、体を酷使してしまう場合も出てきます。本人は仕事をしている状態が楽しく、充実していると感じられている場合も多いのですが、本来であれば、仕事においては生産性を重視し、いかに楽にその業務を遂行できるか、どうやったら能率や自分の能力をあげられるかなどを常に考えつつ、行動を起こすのですが、仕事依存症では、仕事をしている状態が素晴らしいという状態になっていますので、忙しく仕事に没頭することが目的になっています。そして、家庭で過ごす時間や家族と過ごす時間なども少なくなり、家族関係が希薄になってしまうような弊害もみられています。


仕事依存に陥ると子供の成長にも影響がある


仕事依存に陥ると、家庭をほったらかしにしても仕事に出かけてしまうために、家庭では母と子、または父と子または両親ともに仕事で不在といったように、子供の人格形成期において多大なる影響を与えることがあります。家庭には、母か父親のどちらかしかおらず、あるいは両方共いないといった状況の場合には、子供が寂しい思いをする場合もあります。一生懸命仕事をする両親を見て自分も頑張ろうと思う場合もありますが、自分に目を向けてくれない両親に対して反抗心を抱き、分かり合えないまま大人になるケースもあります。仕事は生活の糧として大切なものではありますが、同時に守るための家庭を犠牲にしてしまうと、子供や旦那さん、奥さんから総スカンを食らう可能性もあります。仕事に対しては真面目に取り組んでいたけれど、どこへも連れて行ってもらった経験や一緒に遊んだ経験もないという場合などもあります。そうすると、家族が機能不全になってしまい、子供の発達にも影響を及ぼす可能性もありますので、重要な課題になります。


仕事依存症で仕事に邁進しても結果が出ない場合も


仕事依存で仕事をしている場合には、仕事の結果よりも仕事で忙しくしていることが目的となってしまい、本来の目標を見失ってしまっているケースなどもあります。家庭を守るために一生懸命合働いていたのに、家族との時間が少なかったために、家族からは白い目で見られるようになったというケースなどです。仕事をしている旦那さんや奥さんにはありがたいという気持ちは湧きますが、家にいて手伝ってほしいと思う時間などもあったときに、いなかったことで、愛情が冷めてしまっている場合などもあります。仕事も大切だけれど、この場面では居て欲しかったと家族や子供から言われることもあるかもしれません。仕事をするのは、日々の生活を充実させるためでもあります。家族がいればその家族を大切にし、家族の為に費やす時間も大切なものです。仕事に没頭するあまり、頑張っても、結果が出ないことなどがあると、辛いと感じることもあるかもしれません。効率を考えることや自分の能力を高めることよりも、仕事そのものに没頭するあまりに周りが見えなくなってしまうことは仕事依存の大きな弊害になります。家庭がある場合には、家庭のこともきちんと参加して、仕事に逃げてしまったりしないようにすることも必要になるでしょう。自分の中で優先順位をつけて、物事をこなしていくことも必要になってきます。
 

 

 

仕事依存症 「パターン」


仕事依存症になるパターンにはどのようなものがあるのでしょうか。仕事依存症になるパターンや傾向にはいくつかの種類があります。そして生まれ育った家庭環境に起因した性質・気質・性格なども大いに関係しています。


仕事している時間だけが生産的と感じる仕事依存症


仕事は生きるための糧であり、人生を豊かにするものの一つでもありますが、家庭やプライベートなどを充実させるために行っている社会活動でもあり、人によってその考え方は違います。独身であれば仕事に邁進することも生活を充実させるためには一つの手段になりますが、結婚し家庭を持った場合には、家庭とのバランスなども大切になってきます。家族の為にと言いながら、仕事が気になってしまい、仕事をしていないと落ち着かないといったような状況に陥ってしまう場合などには、仕事依存になっている可能性もあります。忙しくしていることで、不安や焦燥感をかき消そうとしていることや、満たされない気持ちを埋めようとしている場合もあります。 休養時間なども次の仕事に向けてのエネルギーのチャージ時間として必要なものなのですが、そういった時間さえも無駄だと感じてしまうような精神状態に陥っています。


完璧主義な性格により、正確に仕事を進めないと気が済まない仕事依存症


性格が完璧主義であるといろいろな仕事を任されるとそれを完璧にこなそうとして、仕事に没頭するケースもあります。少し力を抜けると良いのですが、完璧を目指すあまりに自分に負担がかかっていることにも気づかないままに仕事依存になっているケースもあります。そこで、評価されれば報われることもあるのですが、仕事依存になっていると長時間働けば充実している仕事をしているといった感覚になってしまうために、その行動が生産的なものであるかという検証などは後回しになっている可能性も高いです。きちんとした性格であることは良いのですが、あまりに完璧を求めすぎることで、自分のプライベートもないような状態で仕事に邁進している場合もあり、少し休みを取った方がいいのではないかという場合もあります。適度な休みも必要になってきます。


人から認められたい。上司に好かれたいという思いで仕事依存症になっている


また、クライアントや上司から認められるために一生懸命に仕事をするという人もいます。自己評価が低く他者に認められることが目的となっており、自分の限界を超えてでも頑張ろうとする傾向などが見られます。自分の満足感や自分自身のためというよりも他者の評価の方が気になってしまうために、自分の中での限界や反省などがあまり見られず、仕事に振り回されているようなケースもあります。また、いつも不安感や焦燥感などを抱えているケースもあり、頑張りすぎてしまう傾向にもあります。仕事は自己実現のための手段でもありますが、私生活などのプライベートも大切ですし、休養する時間も必要になります。大事な相手がいればその人を優先させることも必要なのですが、仕事中心にすべてが回ってしまって、大切なことも仕事があるからとキャンセルし家族からの信頼を失うことも少なくありません。


家に帰っても居場所がないので仕事で気を紛らわす仕事依存症


自分は休みたいと思いつつも、家庭に帰ると奥さんに怒られたり、子供たちに邪険にされたりと家庭に居場所が見いだせずに、仕事に依存しているというケースもあります。仕事が好きなわけではないのですが、家にいても邪魔扱いされるので、仕事をしている方が幾分かましだ。と思っているケースなどもあります。奥さんや子供さんから、ねぎらいの言葉がかけられればいいのですが、いない方がましだと思われているケースもあり、家に居場所がなく、仕事に足が向いている場合もあります。奥さんも夫には厳しい人が多いので、家にいるのが辛く、仕事をして気を紛らわせようと思っているケースもあります。結果家に足が向かずに、会社に長時間残っているという場合なども出てきます。
 

 

 

仕事依存症 「原因」


仕事依存症になる原因には、長時間労働や職場環境なども関わってきますが、働きすぎという状況に陥ると仕事依存症になる場合なども多くなります。また、仕事をすることで何か心の隙間を埋めようとしていることや、完璧主義な性格であるがゆえに、完璧に仕事をこなさなくてはいけないと考えて、それを繰り返していくうちに仕事依存に陥っていくというケースもあります。


休日出勤が楽しい仕事依存症


仕事依存症になるとマラソンをしている場合におけるランナーズハイのような状況に陥っており、苦しいのだけれど楽しいというような思考回路になっていきます。また、仕事依存症になると仕事をしていないと不安になったりイライラしたりするといったような症状が現れることもあります。適度に息抜きをし、休息をとる時間も必要になるのですが、休むことで体調不良になるというようなケースも出てきています。本人は楽しんでやっているので一見良いようにも見えるのですが、家庭を顧みなくなることやいてほしい時にも仕事に出かけてしまうなどの行動をとることもあり、家庭の中では、あの人は仕事はするけれど家庭のことは全くしないといったような評価がついてしまい、最悪の場合には離婚に至るケースも出てきています。


仕事をしていないと不安になる仕事依存症


仕事が溜まっていることや、することが山積みだと仕事をしたくなるといった場合もあるのですが、仕事依存症に陥っている場合には、仕事そのものに依存してしまい、他の重要な場合においても仕事を優先させてしまうなどの行動をとってしまうこともあります。家族との旅行をすっぽかしても仕事に出かけたり、恋人とのデートをキャンセルしても仕事に没頭したりと大切な家族や恋人を寂しい思いをさせているということに気づいていない場合もあります。また、仕事をしていると自分の不安感やいろいろ考える時間などがないことから、好んで仕事をする場合も多いです。仕事をしないよりは仕事をしてくれる旦那さんや奥さんである方が配偶者としては心強いこともあるのですが、仕事依存症になっていると、夫婦や家族の大切な時間も犠牲にしてしまうことも多く、せっかくの休みの時でもなんだかイライラしているといったようなケースに陥ることもあります。


人から頼まれると嫌とは言えず、仕事を抱え込んで仕事依存症になる


人から頼みごとをされると嫌と言えない人もいます。そういった人は次から次に仕事を抱え込んで、自分が限界に達していても、仕事を止めることができない場合もあります。こういった人には、自己評価が低く、上司や同僚からの評価によって自分自身が認められることで自分の評価を見出している場合などもあり、自分でのきちんとした自己評価ができていない場合などもあります。面倒な、非生産的な仕事を押し付けられても真面目に一生懸命取り組むので、仕事の効率性よりも完璧にその仕事をこなすことに尽力して、どんどんと仕事が溜まっていくということにもなります。本人は長時間働くことで充足感を得ている場合も多いのですが、客観的にみると私生活やプライベートな時間が全く取れずにただひたすら働いているというようにも見られ、家族からは不満や心配の声が上がることも多いです。


仕事熱心な人という印象もあるが、休むことも大切


仕事依存症というのは生産的な活動に対する依存症でもあるので、一見仕事熱心な人としてプラスに働くこともあるのですが、家庭を持つと家族と過ごす時間というのも大切になってきますので、仕事と家庭のバランスなども大切になってきます。仕事依存症になるとそのあたりのバランスが取れなくなっている状態ですので、仕事から少し離れることが必要になってきます。365日、24時間仕事のことを考えている場合には少し休息時間をとることもいいでしょう。家族団らんなどで気分をリフレッシュすることでまた良いアイデアが浮かんでくることもあるでしょう。
 

 

 

仕事依存症 「克服と対策」


仕事依存症を克服するにはどのような対策を取るといいのでしょうか。仕事のし過ぎが原因で仕事依存症になっているケースでは、仕事を少し休むことも仕事依存症から抜け出す一つの方法です。


仕事依存症を治すには仕事から離れる事


仕事依存症から抜け出すためには、自由になれる時間を確保して意識的に仕事から離れることが重要です。「生産性がすべてではない」ということを受け入れるために、非生産的な状態にもなれることが必要になってきます。また、「自分にはリラックスする権利がある」と自分に言い聞かせて信じることも大切です。成功する起業家などはそれを知っており、適度にリラックスする時間を取っています。目標を達成するためには、100%の力で休みなく働き続けるのはなく、適度に休むことも必要になります。休みがなくなると、いつかは体も壊れてしまうことにもなります。適度に休みを挟むことで良い考えが浮かんでくることや、また頑張ろうという意欲がみなぎってくることにもなります。仕事のことを考えず何もしない一日というものを設定することもいいでしょう。仕事をせずにのんびりとテレビを見たりネットをしたりという時間を作ることで、非生産的な時間に慣れていくということもできます。


何かしなければならないという思いを捨て、ゆっくりすることも学ぶ


仕事依存症になっていると常に何か生産的なことをしなければならないといった強迫観念にも似た思いに駆られている場合も多いです。そして、いろんなことに手を出して、そのどれもが上手くいかないというケースもあります。そこではいったん落ち着いて、自分の中で優先順位をつけて物事を行っていくことも必要になってきます。仕事をすることは素晴らしいですが、同時に大切なものを失ってしまわないようにすることも大切です。家族であったり恋人であったり、その人たちを一緒に過ごす時間も大切にして楽しめるといいでしょう。家族と一緒にいても仕事のことが気になって不機嫌になってしまうのでは、家族も楽しくありません。家族か仕事とかどちらかではなく、家族も仕事も大切だと思い、どちらにも同じだけのエネルギーが注入できるように努力していきましょう。仕事が気になる場合には、家族にキチンと説明して、こんな感じになるかもしれないと一言告げるだけでも違ってきます。家族を顧みずに仕事のことばかり気にしている様子は、家族にとっては自分をないがしろにされているような気持になることもあるでしょう。もし、それが家族の為に頑張っているという気持ちがあったとしても、行動や態度に現れていなければ、家族から評価されることはないかもしれません。


子供をきちんと育成するにも、父親や母親は両方必要


子供が健康に健やかに成長していく上でも、父親と母親が仲良く家族が温かくあることは大変大切になってきます。仕事熱心なお父さんであることを理解しつつも、それが度を過ぎて自分のことも見えていないかのような対応をされると子供の成長にも影響が出ます。また、仕事でどちらかがいつもいないという場合には、母子家庭や父子家庭のような様相になり、子供の記憶の中に残らない存在になる可能性もあります。また、夫婦不仲になってしまうことは子供のためにもあまり良いものではありません。仕事依存症に陥るのではなく、家族の一メンバーとして日ごろの生活もきちんと行い、笑顔や会話のある家庭にしていくことも必要でしょう。仕事に逃げるのではなく、家庭での居場所が持てるように努力をしてみるのもいいかもしれません。仕事のことは少し忘れて、ゆっくりする時間を作るというのも大切になってきます。仕事と家庭の間でしっかり頭を切り替えて、家庭では家族のことを考えて過ごせるといいでしょう。仕事に没頭するあまり、大切なものを見失ってしまうことが大変残念なことです。まずは仕事から少し離れてリラックスする時間に慣れていきましょう。